PROJECTS研究内容
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PROJECTS研究内容
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「複素数」的な未来社会像の研究Collaborative Research “GDP+i”
野村総合研究所×P4NEXT
今日、DXが社会の隅々にわたって展開していますが、それでよりよい社会になったかというと何かが足りません。
よりよい社会を構想するため、P4NEXTは野村総合研究所(NRI)と連携し、識者らと共にDXの次を考えてみます。 -
人間の再定義Way-ing of Life
One Earth Guardians育成プログラム※
×P4NEXT※One Earth Guardians 育成プログラムは2017年12月に東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部で始動したプログラムです。人間活動によって引き起こされた問題を見い出し、その解決のための研究力や実行力、そして巻き込み力を持った科学者たち「One Earth Guardians = 地球医」の育成を目指す、社会連携型の教育・研究プログラムです。
惑星的危機に直面している現在、人間中心主義的な生き方 Way of Life からの転換が求められている。「いと高き貧しさ」(アガンベン)という言葉にあるように、現在の豊かさを見直す必要がある。ここで古い概念である「道/Tao」を再考し、「道を得た生き方」を考えてみたい。「道」はこれまで多くの翻訳が試みられてきたが、Tao-ing すなわち Way-ing という、人間がそれを得て変容するプロセスとして理解する考え方が出てきている。人間の再定義の核心概念として Way-ing of Life の可能性を展開してみたい。(中島隆博)
人類の活動が引き起こした異常気象、生物多様性の喪失、そしてパンデミックなど、人類の生存を脅かす地球上の課題が日々積み重なっている。このような現状の中、私達は、科学的な解決法の研究やこれらを題材とした教育に取り組んでいる。しかし、この解決法を社会で実践するとなると、個人の意識や、社会の構造の変容が必要となる。一つしかないこの地球上で、他の生物と一緒に人間はどのように生きていったらよいのか、Way-ing of Life を皆さんと一緒に考えてみたい。(高橋伸一郎)
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「新しい啓蒙」のための
連続講演会・座談Lectures and Round-table Discussions for New Enlightenment東京大学×P4NEXT
東京大学の全28部局から推薦された文理の研究者と哲学者が、無責任なAI開発や地球温暖化といった多様な社会課題をテーマとして対話する、講演会や座談会を令和5年4月から開催しました。海外の研究者や経団連21世紀政策研究所とも連携して、従来の人間中心主義的社会が作られてきた背景や問題点、その認識に関する世界的な潮流といった、「新しい啓蒙」のための基本的な問題意識の共有をすすめています。そしてその記録は、ブックレットとして刊行、公開しています。